中浦日記

企画屋になってしまった。ピンクとにいがたが好き。165/47/23

里山に吹いた春の風

こんにちは。

本日もブログを開いてくださりありがとうございます。

 

快速「里山獣聞録」号 全体集合写真

2024.3.9 @上総牛久

3月9日、小湊鐡道にて「着ぐるみ×ローカル線貸切企画・里山獣聞録」を主催させて頂きました。

昨年5月13日に開催した第1回からおよそ10か月、またこうして牛久の街に戻ってくることができて感無量です。

 

前回の様子とか経緯はこちらから。

toki315.hateblo.jp

参加された皆様、スタッフならびに熱烈に歓迎してくださった牛久商店街の皆様、前回から引き続きご協力いただいた小湊鐡道の皆様、本当にありがとうございました。

 

2024.3.9 @上総牛久

小湊鐡道様にはキハ40形を用意して頂き、通常「小湊鐡道」の表札のところ今回はご厚意で「指定席」を装備頂きました。前回の「さと山」HMといいこういったおもてなしが元鉄道ファンの私には刺さる刺さる…。

 

さて、今回は私も前回以上に気合が入っており、特製サボを用意させて頂きました!

快速「里山獣聞録」サボ

2024.3.9 @五井

現在でもJR北海道ではちょこちょこみられる、白と青の2色ベースでデザインしました。

東北地区でも見られた形態で、私がちょうど参考資料にしたのは快速「南三陸」のもの。

サボがあるだけで引き締まって見えるのは私だけでしょうか?

 

 

この行先票、外注するにあたって1枚20,000円で山海両方作成したわけなんですが、なぜこんなにも気合を入れてこんな装備を作ったのか…という点から話を進めていこうと思います。

 

上総牛久を終着点として定めたわけ

 

サボの終点は上総牛久、小湊鐡道では中間駅です。

里山の趣がより強くなるのは上総牛久よりさらに奥の区間で、折り返し可能な駅を上げるとすれば里見、養老渓谷、上総中野と候補は出てきます。

しかし、牛久より先里見までは通票閉塞、里見より末端はスタフ閉塞となっており、列車交換が可能な設備も牛久と里見の間にありません。

 

ダイヤ設定上も折り返し時間にあまり余裕がなく、1回乗ったら往復して終わりになってしまいます。

 

一つ目の理由はそういった列車ダイヤの都合というところです。

二つ目の理由は地域との交流や関係性。

 

前回と全く同じ区間ということで、実績があるだけでなく、牛久商店街の皆様との面識があることも強かった点です。

 

2024.3.9 @三河

 

前回の里山獣聞録の際には予想外の歓迎を受け、次回来るときはもっと商店街歩いたり写真撮れるようにしようなんて笑顔で言ってくださった方がいらっしゃいまして、そのおかげでこのスタイルが確立できたといえます。

事前に下見を兼ねて商店街に訪問していますが、その際街歩きやお買い物を楽しめるよう、いろいろ意見をくれた深山文具店の深山さんには頭が上がりません。

 

そういった牛久商店街の皆様との関係性もあり、今後も継続するとしたらこの町に多少なりとも貢献できる形にしようと固く決めていたこともあって、里山獣聞録は上総牛久を終着駅に定めたわけでした。

列車に乗るだけではない、を形にした結果がこのような形に収まったといえます。

 

 

里山獣聞録」とは

2024.3.9 @海士有木~上総三又

ケモノ着ぐるみ界隈において、列車に乗れるイベントは少数ながらも存在しています。

近畿日本鉄道の「毛玉急行」を筆頭に、天竜浜名湖鉄道の「獣快速」。

 

列車にケモノさんを乗せるイベント自体は他にもあり、n番煎じと言われたらそれまでです。

 

とはいえ、私には前回そして今回と皆様と積み上げた地域との絆があります。

これは強力な武器です。

 

鉄道に乗って観光地へ行って、観光地で写真を撮ったり、お買い物を楽しんだりしますよね。

それがケモノさんでもできる、そんな企画です。

 

貸切列車に揺られるだけでなく、街歩きと交流が楽しめる。

里山獣聞録はそういったハイブリッドな企画として立ち位置を確立できたらなと思っています。

 

 

思うところのくだりについて

 

Twitterで数日前「思うところがあるのでブログ読んで」って書いたんですけれども、ちゃんと触れておきます。

 

今回の参加者はキャラ15に人間5、そしてスタッフ3という体制でした。

キャラと人間比は大体2:1くらいで悪くなかったんですけれども、これ以上規模拡大するのはたぶん難しいなあと。

 

キハ40系には4人掛けボックスシートが10区画ありまして、1区画あたり2キャラまでという制約を決めていました。多すぎると窮屈なので。

特段座席の指定を行ってきたわけではありませんが、それでもできれば車内でも撮影をのびのびと楽しんでもらいたいので、今回の規模感がちょうどよかったかなあと。

 

そのうえで、私の企画の特徴として「リピート率が高い」ことが挙げられます。

ありがたいことに、2回連続で来てくださった方も多いです。

とはいえ新規の方にもお座席を用意してあげたいからなんだろうなあ…って感じで。

 

今後ともきっと里山獣聞録自体は続いていくと思うのですが、企画趣旨に「同意してくれる人」より「賛同・協力いただける人」に来てほしいなあって思います。

 

ただ列車に乗れる企画ではなくて、地元の方々との交流に重きを置いていることや信頼関係からできあがっている企画であり、ケモノ文化の発展や地元・上総牛久の活性化に寄与・貢献できる大事な企画だと思っています。

 

相互の方限定といいつつ、参加者を厳選している理由はそこです。

私と仲のいい人になりがちに見られますが、実際は私が自信をもってこの方なら安心して来てもらえる、という人に来ていただいています。

 

継続的に開催するためにも、やはり信頼関係って大事ですから。

 

あとは…参加費用を一本化しようと思ってます。

参加区分を分けて開催したはいいものの、今回参加者の大部分が10,000円参加の区分を選択してくれたというのもあり、なおかつ参加者が20名規模になったこともあって、今後も継続的に開催ができそうだというところに至りました。

 

私のイベントは敷居が高いものにしたくないというのもあるので、価格帯を抑えたいという理由から5,000円~という形でやってきましたが、次回以降は学割だけは引き続き設定しつつ、一本化の上参加費用を8,000円程度に収めるつもりです。

 

最安区分5,000円からは値上げとなりますが、大多数の方が10,000円の区分を選択してくれていた今回を考えると一人あたりの平均金額を下げることにもなるので、ご協力いただければなと。

 

今後のこととか

 

2回目終えてからはもうしばらくやんないよ!!!と言っていたわたし。

 

そうも言えなくなってしまいました。

小湊鐡道の担当者さんからも次回もとか今後も…という話が出ましたし、牛久商店街の方々にも年1くらいで来てよと言われたりでまあ…。

 

 

2025年に第3回、前向きに動きます。

 

サボ作っちゃったから有効活用したいですしね。

とはいえ現状のままではいかなくなってしまいました。

 

5月13日の第1回開催から10ヶ月経たずの3月9日に開催した理由というのはいろいろあるんですが、一番は「ダイヤ改正前で前回と全く同じ行程で動けた」という点です。

 

ダイヤ改正があれば当然時間行程に大きく変化が出ます。

3月16日にはダイヤ改正が行われますが、前回今回と使った行路はその改正で大きく変化することに。

 

【改正前】

五 井13:05→13:33牛 久 19A

五 井16:12←15:45牛 久 26A

 

【改正後】

五 井13:05→13:33牛 久 17A

五 井15:03←14:35牛 久 24A

五 井16:20←15:53牛 久 26A(※養老渓谷始発)

 

上総牛久では2時間12分もの停車時間があり、これがあったからこそ商店街への街歩きや交流を充実させることができていました。

 

しかし改正で70分繰り上がり、上総牛久の滞在時間は1時間2分とこれでは大幅に減ってしまいます。

現行ダイヤの15時台の列車が丸ごと養老渓谷からの列車になったため、列車自体を変えればいいのですが、そうなってくると獣化される方々のヘッドレススペースや休憩設備を確保できなくなってしまいます。休憩ができないのは死活問題ですから、なかなか難しいところです。

 

とはいえ、滞在時間も休憩設備もどちらかだけを取ることはできません。私としてはやはり両方とも確保したいと考えており、何かしらの形で代案を出したりいろいろできればと考えています。

 

どう転ぶかはわかりませんが、スタッフや牛久商店街の方々とも相談やいろいろしながら進めていければいいのかなと思います。

 

2024.3.9 @上総牛久


東京駅から1時間ちょっとという好条件で、全国で親しまれてきたキハ40系に乗れる貸切列車「里山獣聞録」。

 

ただ乗れるだけ撮れるだけを超えて、願わくば地元の方にも愛される、そんな交流の場にできればと強く望んでいます。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

また会う日まで

#513

 

キハ40 5について(おまけ)

2024.3.9 @上総牛久

小湊鐡道に在籍するキハ40形5両のラストナンバーにあたります。

 

国鉄キハ40系の暖地向け仕様(2000番台)の比較的初期に製造された車両で、キハ40 2016として昭和54年富士重工業にて落成。

初期配置は宇都宮で主に烏山線で活躍した車両でした。

 

昭和62年にトイレ撤去改造を受け改番。キハ40 1006となった後、1000番台では唯一宇都宮を離れて東北へ。

平成2年に小牛田、平成3年に新庄、平成5年に再び小牛田と渡り歩いた後、平成11年には南秋田へ。以降五能線を中心に活躍してきた車両です。

令和3年にJR東日本から除籍となり、2018(首都圏色)・2019(男鹿色)と共に小湊鐡道へやって来ました。

 

烏山線に残った同胞がACCUMことEV-E301系に置き換えられ足早に撤退した中、JR東日本としては最後まで残った1000番台の1両になりました。

なお、兄弟ともいえる車両は烏山線のワンマン化に合わせオールロング化が行われていたため、1000番台としては唯一無二の形態のまま生涯を過ごしたとも言えますね。

 

この先も小湊鐡道で余生を過ごすことと思いますが、なるべく長いこと活躍してほしいと願います…。

 

参加者へ

水郡線上がりの車両って言ってたけどあれ同じ首都圏色の3番だったわごめん!

 

 

経験値 ~約束の場所で、再び~

こんにちは。

本日もブログを開いてくださりありがとうございます。

 

1年近く前、このような記事を投稿していました。

 

toki315.hateblo.jp

 

今から見返すと少々恥ずかしいものがありますが、今回はこの記事の続編というか、なんというか…。

 

2024.1.13 @BumBスポーツ文化館

2024年1月13日。

「夢もふ!2~そこにケモノがいるからさ~」を開催しました。

 

「夢もふ!~新木場・夢の島で会いましょう~」以来およそ1年ぶり2回目となる夢もふ!でしたが、前回を大幅に上回り38名もの参加者にお越しいただきました。

まずは、この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

前回の記事では「夢もふ!」が開催された経緯なんかと、実際に開催してみての所感なんかをいろいろと書き綴っていたと思うのですが、2回目ということで感じたこととか、今回の運営スタイルの変化、そして改善点や今後の見通しなんかも語っていこうかと思います。

 

 

1.所感

 

2024.1.13 @BumBスポーツ文化館

「1年間の集大成」

これに尽きると思います。

 

23歳を迎えた2022年12月4日、初めてイベントを経験したのをきっかけに、「夢もふ!」・「里山獣聞録」・「もふもふサミットY-24」の開催という主催としての活動を続けてきた一方で、北は北海道、南は九州まで大小さまざまなイベントに参加してきました。

羅列してみると…。

 

・みちのく6

・JMoF2023

・夢もふ!(主催)

・撮影オフ

・こいとオフ春の陣(主催)

・はつじゅー会10

・ミニもふ13

・キャラお迎え1周年記念オフ

・快速「里山獣聞録」(主催)

・山梨・清里ペンションオフ3

・伊達けも4

・ミニもふ14

・もふもふサミットY-24(主催)

・ケモエレサッポロ2

ハウステンボス撮影会

・秘境オフ

・みちのく7

 

大体こんな感じ。みちのく7でようやく一巡して帰ってきた感があります。

とても濃密な1年間を過ごしてきたわけですが、その1年間もの間に多くの方との交流が生まれています。

本当にありがたい限りで、「ピンクの中浦さん」としてある程度浸透している側面もあります。

 

この1年間はそういった「出会い」を非常に大事にしてきました。

中には私を毛嫌いする人もいましたし、疎遠になったフォロワーも少なくありません。ですがそれ以上に、今こうしてつながり続けている方の数のことを考えると…。

1年間いろいろなイベントに顔を出してきてよかったなあと切実に思います。

本当に、こんな私を支えてくれてありがとうございます。

 

その1年間があっての今回。

主催してきた企画の反省や改善をしたり、行く先々で生まれた出会いや交流の結晶が、今回の「夢もふ!2」になったんじゃないかなと思います。

 

1年前の集合写真から今回の集合写真を比べてみると、本当に参加者が大きく増えたことがよくわかります。全員、どこかしらでの「出会い」があって、興味・関心をもってイベントに足を運んでくださった方々です。

 

第1回の開催からおよそ1年かけて戻ってきた今回、集大成というにふさわしいのではないでしょうか…。

多くの参加者に恵まれて本当に感謝しかありません。

 

2.運営スタイルの変化

 

運営の変化も大きいです。

運営主体は「さくらスクエア」という団体になりました。

 

これは私が代表という形ではありますが、各企画に賛同してくださった身近な方々をスタッフとしてお誘いし、一緒にイベントを作っていくというスタイルに変わりました。

 

私はこれを、ひとつのチームと捉えています。

後述しますが「夢もふ!」とは別の企画も進んでおり、今後も地道に活動を広げていければと考えています。

 

スタッフ陣にも感謝です。「夢もふ!」においては引き続き私が統括というスタイルではありますが、今後もしかしたらほかの方が統括するイベントが発生するかもしれません。その際には精一杯支えさせてもらおうと思います。

 

3.改善点や今後の見通し

 

まずは改善点から。

伝達不足がありました。チーム運営になった以上はチーム内での伝達・連携が欠かせません。これは絶対に改善すべきです。

 

それから会場のキャパシティ問題。

今回も更衣室2部屋での展開になったわけですが、男性と女性で分ける都合2部屋以上となるのは必要不可欠で、最低限の設備になります。

今回女性で更衣室を使用される方がいらっしゃらなかったので2部屋両方を男性に貸し出す形にはなりましたが、それでも割とギリギリというのが今回の形でした。

 

あの会場でさらに部屋を増やすのは正直難しい…できないこともないのですが、追加すると現状の会場から少し離れることになります。

動線をコンパクトに収められることや、運営の管理がしやすいというのが大きなメリットでしたが、部屋を追加すると別の区画にまで乗り入れることになるため、それが果たしていいのか悪いのか…正直微妙なところではあります。

参加枠の大幅減というのも避けられないのかなあと思いつつ…。

 

一応目立った点はこの2点でしょうか。

もう1点強いてあげるなら、主催の体力が限界。夜勤明けで主催やってるあたりギリギリなのは避けられませんが、粗相起きてないか不安です。

休みが簡単に取れるなら全然いいんですけれども。今の会社に見切りをつけて動くのも検討しておきます。

 

 

 

改善点をあげたところで、今後の見通しについて。

もともと「夢もふ!」の会場は今回以上の規模感では行えないという認知でいましたが、いざ実際にやってみてスタッフの意見とも合致しまして、ひとまず参加枠減は避けられないと思っています。

 

枠を削る代わりに開催回数を増やそうという考えで行こうかなと思っていまして、ひとまず今年は秋にもう一回やるという形に収まりそうです。

とはいえ、参加者同士の距離感が近い点や、ゆるい空気感という良さもあるので、今後とも小~中規模イベントとしての「夢もふ!」は絶対に残そうと思っています。

将来的には年3回(4ヶ月スパン)を目指そうかなと。

 

今後さらに規模を広げるには新天地が必要なのは明確で、いろいろ検討したところ、新たに千葉県柏市の「さわやかちば県民プラザ」での開催が決まりました。

 

2024.1.8 @さわやかちば県民プラザ

これは「夢もふ!」を超える新イベントができる会場だと捉えていますが、今回の改善案や運営の対策を踏まえ、いきなり本格的に動かすのではなく、まず試験的に小規模でやってみて、課題の洗い出しを行う必要があると思いました。

下見に行ってきた所感としては上々でしたが、いざ実際にやってみるとどうなの?というのは確実に出てくると思うので、まずは3月、プレ運用をするはこびとなりました。

 

2024.1.8 @さわやかちば県民プラザ

とはいえ、和室があるのが個人的にはめちゃめちゃうれしくて、ごろ寝したりのんびりとした空気感での開催がここでもできそうだと思っています。

 

2年目にはなりますが、今後もよりパワーアップできるよう努めてまいりますので、引き続き中浦およびさくらスクエアの活動を応援していただければ幸いです。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

まだまだこれから

#512

令和に生まれた日本の翼

こんにちは。

本日もブログを開いてくださりありがとうございます。

 

記事が長くなっても問題なので、前置きなしで早速本編です。

2023.12.15 JAL8201便 A35K(JA01WJ)
デリバリーフライト @羽田空港第1ターミナル

ついに、日本航空の新機材、AirbusA350-1000が羽田へやってきました!!

 

私は赤党です。頻繁に航空機で旅行するわけではないんですが、赤党です。

理由がオタク気質で申し訳ないのですが、JAL保有するAirbusA350XWBという機材が非常によくてですね…。

いつぞや半年間に九州3回とかやった時も、福岡発羽田行きでJAL330便をチョイスした理由が「A350だったから」です。

 

A350には2形式ありまして、A350-900(359)とA350-1000(351)に分かれます。

胴体の長さによってこれが大別されるんですけれども、今回のポイントはここが重要です。

 

JALは国内線の新機材として、2019年よりA350-900を就航させています。

JALがAirbus社の機材を自社発注したのは初めてのことで、国内でこのA350が運行されているのは2023年になった今でもJALだけです。

 

そしてついに2023年冬、国際線向けの新機材として胴体延長型のA350-1000がようやく導入されました。

2023.12.15 JAL8201便 A35K(JA01WJ)
デリバリーフライト @羽田空港第1ターミナル

もともとBoiengB777-300ERの置き換えでA350-1000が導入されることが決まっていて、いつ来るかいつ来るかと心待ちにしていたのですが、14日夕方、TwitterのTLを見ていたらこんなツイートが…。

 

なんとJALさん、公式でしっかりアナウンスしてくれていました!

記念すべき初号機のデリバリーフライト、これはもういくしかないじゃないかと。

 

夜勤明けで寝ずにフライトレーダーとにらめっこしながら行きました。

というのも、こういったデリバリーフライトというのは一般的には公表されないケースが多く、今回の場合運よくTLで把握できたからというのが非常に大きかったです。

 

2023.12.15 JAL8201便 A35K(JA01WJ)
デリバリーフライト @羽田空港第1ターミナル

今回のデリバリーフライトはフランス・トゥールーズからの便なので、到着時刻が前後することも予想されたので、なるべく早めに向かってカメラを構えていました。

 

しかしまあ、デカいことデカいこと。

A350-900ですらデカいと思っていたのに、それをさらに上回る大きさに圧巻です。

 

そして、初めてではないものの、飛行回数が極めて少ないその機体の美しさ。

 

2023.12.15 @羽田空港第1ターミナル

見てもらえればわかりますが、タイヤのホイールまで真っ白です。

こんなピカピカの状態で拝めるのも、デリバリーならではといった感じがします。

2023.12.15 @羽田空港第1ターミナル

真新しい機体に、日本航空が誇る鶴丸

機体番号はJA01WJ。JAは日本籍であること、01は初号機であること、WはWide-BodyのWでしょう。末尾のJは日本航空を示します。

 

2023.12.15 @羽田空港第1ターミナル

実際の就航開始は来年1月の羽田~ニューヨーク便からとのことで、非常に楽しみです。

なお、現在機体へのラッピング施工が確認されており、デリバリーフライトの状態で撮影できたのは極めて貴重だったと思います。

真っ白なその姿を収められたことの喜びをかみしめながら、今回の記事はここまでとさせて頂きます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

明日の翼

#511

近況

こんにちは。

本日もブログを開いてくださりありがとうございます。

 

最近はようやく涼しくなりましたね。

界隈的にはいよいよオンシーズンなんですけれども、私の方はというと仕事が繁忙期を迎えてしまい、ドンピシャで多忙多忙の毎日を過ごしています。

まあそんななので、行きたいイベントいっぱいあっても身体が持たないし、行けても日帰り中心ということなのでとても残念な感じです。

 

そんな私ですが前回更新が8月半ばということで、それ以降の近況でもまとめておこうかなって思います。

とはいえ全部書くととんでもない長さになると思うので、今回は抜粋していくつか…。

 

9/16 もふもふサミットY-24主催

 

2023.9.16 @Bumbスポーツ文化館

2023年1月下旬に主催した「夢もふ!」の番外編として、「もふもふサミットY-24」を開催しました。会場は前回同様、新木場夢の島のBumbスポーツ文化館、使用した部屋が大きくなった分、より規模を大きくして広々と使えるようになりました。

 

せっかくなのでウラ話。次回「夢もふ!2」が来年1月ということで、丸1年スケジュールを空けることになるのを避けるべく、夏ごろ~秋始めの間を狙い目として、新イベントを作る案は出ていました。

とはいえ私は界隈入り1年目の初心者、1年でそんな2個も3個も新規開拓をするものではないというのが正直な気持ちでもあり、とりあえず1回は流れかけました。

しかしちょうどこのタイミング、中国赴任中のスタッフ1名が一時帰国するという話を受けて再検討、会場の新規開拓はせず「夢もふ!1.5(仮)」として展開することで決めたという経緯があります。

で、「夢もふ!1.5」という仮名が本採用されなかった理由。これは屋外撮影ができなかったり、使用時間を短めにするなどの対応があったため、名前を変えて差別化する狙いがありました。

 

なおこの「もふもふサミットY-24」という名称はそれはそれで定着しなかった上、「夢もふ!」と混同する人がちょくちょく見られたので、次回以降秋場開催するとしたら「夢もふ!」に統一すると思います。

ひとまず、次回あの会場に集まるのは2024年1月13日の「夢もふ!2」ですかね!

 

10/1 はじめての北海道とケモエレサッポロ

 

2023.10.01 @モエレ沼公園

初めて北の大地へ行ってまいりました!!!

朝から散々だった話からしましょうかね…。

 

開会式が10時30分からという話だったので、これに間に合わせるために朝早い便を早くから確保したりと準備してたんすよ。

朝4時起きで朝イチのエアポートリムジンで羽田空港第2ターミナルへ向かう、ここまでは順調でした。

 

①搭乗口変更でバスラウンジへ

これ単発で見ると何もトラブルではないんですが、すべての元凶はこれ。

どうやら機材繰りの都合かバスラウンジからの搭乗になったようです。

 

②バスの手配がつかず30分近く遅れて羽田空港を出発

おいいきなり何してんだ、となる展開。バス搭乗に使うためのバスが手配できず、お客様の搭乗を待って出発。搭乗したHD11便を数日間遡って見ていくと、早発される可能性すら読めていたために30分の延発はちょっとダメージが…。

 

③混雑で駅にたどり着くまで時間をかけてしまう

新千歳空港には定刻8時25分のところ、11分遅れの36分着。

早着できれば乗れたらいいなと思っていた8時30分発の快速「エアポート」85号は当然乗れず、それどころか本来乗る予定で考えていた40分発の87号にも乗れず、実際に乗ったのは52分発の89号。

まあ12分くらいならリカバリ効くかな?って感じでしたが、更に不運は重なるもので…。

 

④異音検知?で10分遅延

千歳線を走る快速「エアポート」で札駅を目指していたところ、先行列車が異音検知、安全確認に時間を要した都合10分遅延。

つまるところ札幌到着は本来より22分も遅れました。もう勘弁してほしい…。

 

⑤ちりつも遅延でバスも乗れない

さて、本来乗れるバスもこの遅延では乗れず、本数も1時間1本程度ということでギリギリ10時30分までには着けたはずの行程が完全に頓挫。

Googleマップジョルダンなど可能な手をすべて尽くした結果、モエレ沼公園西口に行けるバスなら10時30分すぎに到着できることがわかり飛び乗ったはいいものの…。

 

会場は東口側、広がるのは広大な丘…。

半泣きで走りながら丘を越えて10時40分ごろに会場入り、もうここまで散々すぎて…。

 

しかし!開会式はまだ始まってなかった!!!

間に合ったならいいや、とすべて忘れてイベントを楽しむことに専念しました。

 

イベント全く関係ないとこでダメージを受けまくった話になりましたが、イベント自体はめちゃめちゃ楽しくて。

 

2023.10.1 @モエレ沼公園

お久しぶりのキャラさんもいたり…。

(ヴィトくん/Owner:ゆるびす様)

2023.10.1 @モエレ沼公園

推しのねこもいたり…。

(アルム/Owner:ねふ様)

 

2023.10.1 @モエレ沼公園

はじめましてのキャラさんが半数以上で、「みちのく」に足を踏み入れた時のことがちょっぴり懐かしくなりました。

(クランツくん/Owner:Yagさま)

 

そして。

この日はフリーにいろいろ撮って回るつもりでいたのですが、急遽アテンドもさせて頂くことに。

 

2023.10.1 @モエレ沼公園

 

森のくまさん…!じゃなくて、彼はヴィンダーくんといいます。

お迎えから非常に日が浅いということらしく、そんな方のアテンドを務めるのもなかなかない機会だったので、一緒に公園を歩いて写真を撮って回りました。

 

えっとね、キャラさんのアテンドっていっぱいやることあるんですけど、だいたいは身を守るためについてることが多いです。耳や目となる重要な存在です。

今回は広々とした公園内を歩いて回ったので、小さいお子様を含めた一般の利用者もいることから、いつも以上に周囲に細心の注意を払って歩かねばなりませんでした。

 

すごく重要な役割ではあるのですが、手をつないで歩いて回ることも多いので、独り占めできる贅沢な時間でもあります。

今回は結構長いこと一緒に歩いていたので、すごく幸せな時間を過ごせました…。

 

手がね!暖かいんですよぅ…!!それでそれで…と語りたいのも山々ですが、長くなってしまいますので、あの時間は私だけのものということで…。

 

うげ!抜粋して軽く話すつもりが気付けば2600文字に差し掛かりまして、そろそろここら辺で終わりたいと思います。

話したいところはだいたい話せましたし、まだオンシーズン始まってすぐなので、またイベントに行ってきた話とかそこら辺はきっと書くチャンスはあるのでね…。

 

次回の投稿も待っていていただければなと思います。

本日は最後までお読みくださりありがとうございました。

 

結局2700文字を超えた

#510

目を向けるのか背けるのか

こんにちは。中浦ブログです。

今日はなんの報告でもなく、ちょっとしたお気持ち表明程度の雑記です。あまり面白くないかもしれませんが、中浦が今後主催する企画に関する話題でもありますので、さっと読み飛ばしていただければ幸いです。

 

これはなんのお気持ち表明なのか‪……‬という前に、直近Twitterで見られた騒動について簡単に。

 

茨城県ひたち海浜公園にて、とある方がコスプレをしてのグリーディング行為を行ったそうです。

‬明確に悪意があったのか、たまたまTwitterアカウントのゾーニングができていなかったのかは分かりかねますが、子どもとのグリーディングを目的としている変質者としてTwitter上で報告・拡散がありました。

この結果、ひたち海浜公園側は撮影に関するルールを設定し、今後コスプレ等顔を隠しての趣味活動が困難になってしまいました。

 

着ぐるみイベントを企画する側になった私からしてみると、こういった制約が増えることは残念でなりません。その一方で、どうしてこうなってしまったのかも考えます。

 

まあざっくり言えば、イベント会場や公園テーマパーク等の場所において、スタッフがいるかいないか、というところに目を向けることになると思います。

今回の件に関しては無許可であったこと、またグリーディング行為をする際にスタッフやアテンドという形で補助する人がついていなかったこと、以上のことから一部で懐疑の念が出た結果、Twitterが特定・投稿内容から不健全な目的だと判断され大きく炎上することになったのではないでしょうか。

 

許可を取ろうね、アテンドはつけようね、Twitterの投稿内容は明確にゾーニングしようね、というのが対策になりますかね。

本件が残念でならないのはもちろんですが、どうか故意ではなく意図のないものであったことだと信じたいところです。

 

もうひとつの問題。

それは世間からの目です。

 

趣味でやってます、こういう趣味の集まりです、が通用するのは界隈の内側ということを改めて認識させられました。

そうですよね、一般的に見たら変って思われることもきっとありますよね。界隈の内側からの目線と一般の目線というのは離反しているのは当然で、これに関してできる対策は一般の目線に合わせた対応をしていくことくらいしかないんじゃないかと思います。

趣味でやってるから‪……‬で済まないことはいっぱいあります。今回の件を踏まえて、私が今後主催する企画についても対応を考える必要があるなと思い立った次第です。

 

 

前置きが長すぎました。本題です。

今後のイベント運営について、取れるであろう最善の対応を考えたいと思います。

 

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2023.5.13 @上総牛久駅

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2023.5.13 @#牛久にカフェを作りたいんだ

 

結論から言いますと、対人の接触を0にするのが最善策とは言えない、というのが個人の見解です。

 

界隈の内側からの目線と一般の目線が違うなら、一般人の見えないように活動すればいいという意見もあるかと思います。

もちろん、一般人から見えないようにするのも大事なことです。

 

しかし里山獣聞録号の成功には地元牛久の方々や小湊鐵道にお越し下さった方々のご協力が必要不可欠でした。

忌避する人がいるのと同じように、友好的に接してくださる方もいます。

 

何が言いたいかって言うと、本来取るべき対応は「自分たち自ら接触にはいかないこと」なんじゃないかってことです。

今まで当たり前にやっていましたが、これが最善策だと思うのです。

 

里山獣聞録号においては事前に小湊鐵道様にご許可を頂いていたこともあり、駅構内や周辺を使っての撮影が楽しめた訳ですが、当然一般利用者もいるわけで‪……‬。

向こうからアクションがあれば反応してあげるのがいいと思いますし、何もなければこちらから接触する必要はありません。

ちょうど前回は地元の高校生やカフェの店員さん、地域の方々に温かく迎えられたこともあり、なにかを気にすることなく思い思い活動ができたんじゃないかなって思います。

それくらい温かい人たちに恵まれる「可能性」もあります。だから遮断するのではなく、一定の壁は置く。それくらいの距離感でできればいいんじゃないかなって思います。

 

あとは、アテンドをちゃんとつけること。単独で動かさないのが鉄則です。‪里山獣聞録号では私ともう1名のスタッフで回していましたが、尽力に改めて感謝すると共に、次回以降もどうかお付き合い頂けたらと願うばかりです。

個人の見解なので、間違っていると感じた方はご指摘やご意見いただければと思います‪。

 

 

今後のイベントに関して。

 

ひとまず「夢もふ!2」に関しては、屋外での撮影を終日可能にする方向で考えていましたが、これは再度見直そうと思います。

現状参加人数上限は35名を予定していますが、外に出すタイミングごとにスタッフを必ず動員させなくてはならないことを考えると、なかなか難しいのかなと思ってしまうんですよね‪……‬。終日ではなく、前回同様時間を決めて区切っての対応でやっていくしかないかもしれませんね。

あとは動線の周知を徹底すること。接触が減るに越したことはないので、決めた通りの動線で動いてもらうことに加えて、なるべく一般利用者が少ないタイミングを狙っていくのがいいのかな‪……‬と思います‪。

 

里山獣聞録」に関して。

これは人数を増やすのが難しいのかなと思いつつも、なるべく今回と同等以上の規模感には持っていきたいと考えます。次回は行きたいというお声を度々いただくので、そういう方々が参加できるようにとやれることをしたいですね。

現在中国に赴任中のフォロワーさんが今秋帰任になることもあり、心強いスタッフの増員ができそうなので、ひとまず今回と同規模に持って行けるように頑張ろうと思います。

あとは駅での滞在時間、列車の運行ダイヤ上変更することはできません。行程において自由に行動できる時間でもあるので、極力そのままで据え置きたいというのが本音ではありますが、これももしかしたら当日のスタッフ陣の人数によっては考えなくてはいけないかもしれません。

ですが、今一度小湊鐵道様や現地の方々の温かい対応を振り返った時に、恵まれていたことに本当に感謝でしかないですね。そういった方々もいるということを考えると‪……‬中止とか縮小は考えたくないなあ‪……‬!!

 

ただのお気持ち表明程度の雑記のつもりが2600文字を超えました。

とはいえ今後の対応とか企画における対策は考える必要があることなので、ちゃんとまとめられて良かったと感じます。

 

というわけで今日はここまで。

最後までお読み下さりありがとうございました。

 

 

呼吸するように

#509

軌跡

こんにちは。中浦です。

今日もブログを開いて下さりありがとうございます。

 

さて、なにから話そうかな‪……‬。

 

 

 

2022年12月4日、私の誕生日。

23歳になったその日、私は初めて着ぐるみイベントに参加しました。

界隈デビューとなった「みちのく5」。

 

あれから半年が経ちました。

ハーフアニバーサリー、ってヤツですね。

 

もうそんなに経ったんだ、って私は思うんですけど。

周りからはどう思われてるんでしょう?

 

「そうは見えない」かな?

「もっと長いかと思ってた」かな?

それとも「まだまだこれからだよ」かな?

 

そんな半年の間に、私はいーーーーーっぱい、お友だちができました。

 

みちのく5、JMoF2023、はつじゅー会10、ミニもふ13‪……‬4つのイベント。

それからちょこちょことしたオフ会が何件か。

 

あとは、自分で主催する側になったりして。

 

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2023.5.13 22A キハ40 3

快速「里山獣聞録」72号 @上総山田〜海士有木

 

ホント、いろんな経験をしたと思います。

 

 

でも、もっともっと、いろんな経験ができるチャンスがきっとまだあるんだなって、ワクワクが今も止まりません。

この先みんなに知ってもらえたらいいなって思うし、今度は新しくこっち側においでって呼んであげたい。

 

だからまだ初心を忘れることなく、次の半年もいろいろ学べたらと思うのです。

日付変わってしまう前に投稿しちゃおうね‪……ってことでこのへんで。

 

ありがとうございました。

 

刹那

#508

今後のイベント運営についてと野望のようなもの

こんにちは。中浦です。

 

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2023.5.13 @上総牛久

 

先日の「里山獣聞録」の高揚感が未だに抜けません。やり切っちゃったなってずっと言ってる。

それくらい、充足感のあるイベントになったと思います。

 

さて、ここからは少々真面目な話です。

 

1月28日の「夢もふ!〜新木場・夢の島で会いましょう〜」、5月13日の「快速「里山獣聞録」号」と既に2つの企画を主催させて頂いたわけなんですが、次回はというお声をいただく機会も多くなり、私そのものの認知度も徐々に向上しているのかなと感じています。

もちろん、イベント企画するのは楽しいし、主催も当面は続けていきたいとは考えています。

 

主催するにあたって、2回の企画からいろいろな学びもあり、ちょっと考えていることを今回は出して行ければと思います。

 

学割制度の導入

1つ目は「学割制度」です。

夢もふ!は2,000円と、この界隈のイベントとしては相場ともいえる価格帯ではありますが、里山獣聞録に関しては最低5,000円と、日帰りのイベントにしてはやや高い印象になります。

まあそれでも行きたい人は行くじゃん?って話ではあるのですが、一方で学生さんにはやや高いと感じる部分がきっとあると思います。特に地方から出てきている方ならアルバイトで生活が精一杯だったり、そういうことも絶対あると思うんです。

 

私が主催するイベントは「敷居が高いもの」であってはいけないと考えます。

これは、私がおそらく最年少の企画屋であり、イベント主催者だと思うからこそあえて言いたいことなんですが、若い層があまり多くない、もっといえば20代前半やそれ未満ともなると割合としては極めて少数派になると思います。

理由はおそらくいろいろあると思うのですが、趣味として経済的に余裕がある人のものになっている部分は否めないのかな?って感じです。少なくとも、学生のうちに自作してキャラを持ちました!なんて人は多くないですし、工房に依頼してお迎えなんてそのまた夢になります。というか私も未だにお迎えの予定ありませんし。

 

で、じゃあキャラなしでイベントに参加すればいい!という考えもあるとは思いますが、キャラクターがいないとこの界隈では楽しめない!って思っている層が一定数あるのは確実です(実際私も半分そうでした)。

 

私の独断と偏見で語っている部分はあると思うのですが、大体はそういった背景から敷居の高さを感じる人は多いのかなと思ってしまいます。

 

ですが、仮にですよ。

学生のうちは1,000円で参加できるから来るだけ来てみてよ!ってなったら、どう思うでしょう?

2,000円払っていくのは‪…という方に対しても、ちょっと興味を持ってもらえるんじゃないでしょうか。

 

色んな方がおっしゃる通り、この界隈はイベントの主催をやる人間がいないというのは事実でして、新規のイベントが増えることってあまり多くないらしいんですよね。加えて、主催陣はもちろん人ですから、ちゃんと歳を取ります。

そうなってきた時に、誰がこの先のケモノ文化を盛り上げることができるのかと言われたら、やはり我々若い世代になると思います。

この先もイベントを継続していくことや、文化を途絶えないようにするためにも、こういった入口は絶対に広い方がよくて、敷居が高くなってはいけないと思うんです。

だから、せっかく学生のうちに興味を持ってくださった皆様にも、大きな手を広げて「おいで!」と言ってあげたい‪……‬そういった考えから、1つの案として「学生割引」は定着させたいなと思います。

 

来年の「夢もふ!2」でも早速採用しようと思っていますので、参加してみたい人とか興味のある方はぜひ、新木場・夢の島へお越しくださいな。

 

主催チームの結成

2つ目は「主催チーム」です。

前回夢もふ!は事実上2人の主催という形で成立し、今回の里山獣聞録は私主催+1人のスタッフという形で成立しました。

ハッキリ言って、無茶です。

この先イベントをもっと大きくしたいとか、色んな企画をやっていきたい、という意識があるとすれば、スタッフを確保するのは必要不可欠と言わざるを得ません。

 

私にとって初イベントがTAF(東北アニマルファミリー)というチームの「みちのく」だった訳ですが、ああいったチームを作ることができるのが理想かなって思います。

というのも、スタッフはスタッフで交代しながらキャラを出したり会場の巡回をしたり‪…というのがちゃんと成立していたのがTAFさんなんですね。

みちのくから着想を得て理想像が確立しているからこそ、ああいったチーム運営をできればいいと思いました。

 

まあスタッフとなれば行動に制限が出るから、キャラクターに専念したい人にはお願いしにくいのですが、キャラ持ちでもちゃんとスタッフできてたイベントを見ているからこそ、ここに関しても「敷居を下げたい」ってことなんです。キャラ持ちでもちゃんとキャラ出す時間は確保しますから、スタッフとしてやってみませんか?

私を中心にはなりますが、形成したチームでイベントの運営をやっていければいいんじゃないかな?

 

あとこの方法のメリットとしては、同じチーム内に「こういう企画やりたい」とか「こういうの楽しそう」といった発案者がいれば、それも動き出しから催行までが一律同じ運営でやって行けるってことです。つまりおなじチームにいればイベントを作ることも体験できますし、敷居の高さを意識しないで済むのではないかと思うのです。

これも少しずつ動き出して行く必要がありそうですが、どういう動き方をしようかちょっと考えなきゃいけなさそうですね‪……‬。

 

ケモノ文化を通じた地域活性化

これは野望です。正直できるかは分かりません。

 

今回里山獣聞録号を運行した小湊鐵道はイベント列車運行の1か月前、「地域交通のあり方」について議論が必要と判断されたローカル線です。

地元市原市に支援を要請するなど財政状況は芳しくなく、報道の中では巨額の費用を投じる必要を考えると一部区間の廃止等も検討する必要があると記載があります。

 

今回の貸切の費用のうち、どれだけが利益になるかはわかりません。

しかし乗る人が少ないローカル線だからこそ、今後のあり方を見直した時廃止まではあっという間になります。

 

おそらく次回以降も小湊鐵道でやるというのは私は決めていますが、もし継続できるなら市原市にも掛け合ったりしてみて、市原市の施設でイベントを同時開催してみたり、キャラクターと一緒に小湊鐵道沿線を盛り上げることができれば‪……‬と思うのです。

 

スケールどこまで大きくなっちゃうの‪……‬?って話ですよね。

でも先を見据えるってこういうことでもあると思うんです。

 

イベントをやると決めた以上、その場しのぎじゃなくて次回やその次を見据えて、というのは必ず頭にないといけません。1度限りのイベントはたしかに盛り上がるけど、それを継続することでもっと意味や価値が生まれると思うので。

 

JMoFが豊橋に根ざしたのと同じように、いつかは‪……‬って感じです。

無謀だけど面白い、やってみたい。

 

そんな感じです。真面目に企画とか主催に向き合っている私ですが、界隈歴半年未満という立ち位置だからこそきっと突飛な発想ができる部分もあると思うので、色んな人の意見は聞きながら、ゆっくりじっくり成長できればと思います。

長文になりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

企画屋として今思う

#507