中浦日記

企画屋になってしまった。ピンクとにいがたが好き。165/47/23

大学芋っていいよね

多忙を極めています。1日の睡眠時間が三時間あればいい方かもしれませんね。とにかく眠いので、一日中寝ていられる日が欲しいかもしれない、いま一番ほしいのは睡眠時間と答えます。

 

新潟県に残る、JR東日本に残る最後の115系

全7編成を一週間に渡って紹介してきており、今日がその最終日。

新潟の115系の中ではかなりのイレギュラーともいえる最後の編成を紹介します。

 

□N-40編成(2017.12.22大宮総出場)

 

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2018.7.1 1539M 115系新ニイN-40編成

普通新潟行き @白山〜新潟

 

現存する7編成のうち、最後に新潟へやってきた編成です。

この編成を除く6編成は長野色で新潟にやってきて、そのまま長野色で運用開始を迎えているのに対し、この編成は長野在籍時代に湘南色に復刻されており、湘南色で運用開始したある意味面白い編成です。

ほかの編成は2014年以前にやってきているのに対し、この編成は2015年の、それも12月に転属回送で新潟に来ています。運用開始に至っては年を明けた2016年1月。E129系のうち、2両ユニットのA編成は既に運用を開始しており、4両のB編成の運行開始を目の前にしての投入となりました。

 

この編成の面白いところは、投入時期もさることながら、リニューアルが施工されてない編成でもあることになります。

わざわざ置き換えが必要な115系を持ってきた上に、リニューアルを受けていない、そんな編成が延命されることになったという面白い話です。

 

その後、2017年12月の大宮総出場で現在の塗装に。

かつて旧型国電70系がまとっていた塗色であることから、旧国新潟色、懐かしの新潟色と呼ばれたりします。

115系がこれまでまとったことのない塗装でありながら、非常に似合っているというのが率直な感想です。

 

この塗色は、2017年1月に新潟生え抜きだったN-3編成が最初に施されたのですが、こちらはATS-P非搭載のリニューアル車。新潟駅高架化を目前にした2018年3月改正の時点で運用を離脱し、4月に廃車となっています。

塗色変更からわずか1年間しか見られなかったというのも酷な話で、それを解消するためにN-40編成にも同様の塗色を施し、生え抜き編成撤退後も残したという説が濃厚です。結果的には2017年12月にN-40編成が出場してから、2018年3月改正でN-3編成が離脱するまでの3ヶ月間、旧国新潟色同士の6連が見られたこともありました。この時から新潟に足を運べるようになっていればと非常に後悔していますね。

 

私が見ることができたのは新潟駅高架化直前以降。N-3編成はとうの昔に運用離脱済、旧国新潟色といえばN-40編成しか知しません。

今となっては一番気に入っている編成ですが、整備状態も非常に良好で、リニューアル未施工ということもあり原型に近い状態で今も運用についています。

 

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2018.5.3 3374M 115系新ニイN-40編成

快速新井行き @新井

 

現在も国鉄時代からの面影を強く残していて、その時代を知らない世代の私ですらなにかしら感じ取れるものがあります。

リニューアル未施工の編成は全国でたった12両。そのうち6両が奇跡的に新潟地区に残存していますが、いつまで残ることやら。

残りの6両はしなの鉄道に残存する2両編成のS25・S26・S27の3編成。こちらもSR1系がデビュー目前となった現在、置き換えまであまり時間がないことが想定できます。

 

旧国新潟色、一番気に入っている塗色なので、個人的には残して欲しいですが、2017年12月の検査ということもあり、次回の検査は2021年12月。絶望的な状況です。

2021年に検査が切れる編成はN-37・38・40の3編成ですから、JRとしても115系の運用を削る絶好のチャンスだったりして。1編成しか落とせない状況であれば運用を縮小させることは難しいですが、3編成もまとめて落とせるなら‪……‬と想像すると、2021年改正で運用を削減してそのまま検査切れと同時に廃車、が濃厚かも。

 

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2019.12.31 176M 115系新ニイN-40編成

普通吉田行き @新潟

 

2019年、新潟駅を発車する最後の越後線上り列車はこの編成でしたね。

記録できる機会は限られていますが、悔いの残らないよう精一杯追いかけたい被写体のひとつです。

 

 

 

1週間で7編成を紹介してきました。

ざっとまとめると

・N-33(一次弥彦色)→2023年検査切れ

・N-34(三次新潟色)→2022年検査切れ

・N-35(二次新潟色)→2022年検査切れ

・N-36(二次弥彦色)→2022年検査切れ

・N-37(一次新潟色)→2021年検査切れ

・N-38(湘南色)→2021年検査切れ

・N-40(旧国新潟色)→2021年検査切れ

だいたいこんな感じです。

もし新潟で見かける機会があれば、電車の色を気にしてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみにN-33からN-38まで続いているのに、N-39をすっ飛ばしてN-40が残存している理由は、また明日。

ある意味では運を持っていたともいえるし、不運ともいえるN-39編成を紹介します。

 

 

 

スイートポテトがたべたいの

#66