こんばんは。ブログを開いてくださりありがとうございます。
中浦です。
今日は手短にパパっと語りたい話題を。
2020.7.67 3362M E653系新ニイH-204編成
2020.7.25 3947M E653系新ニイU-104編成
快速「らくらくトレイン村上」 @新潟
快速「らくらくトレイン」について。
JR東日本では、各地に特急形車両を使ったライナー列車を展開しており、その波は新潟にも。
新潟から白新・羽越線を北上するのが快速「らくらくトレイン村上」で、特急「いなほ」向けのE653系1000番台7両を使った列車です。
こちらは夜の新潟発のみの設定で、朝の村上発は存在せず。村上到着後は折り返し全車自由席の快速になります。
1号車にグリーン車がありますが、1号車は閉鎖扱いで乗車ができません。つまり実質6両になります。
一方、直江津〜新潟間の信越線を走破するのが快速「おはよう信越」・「らくらくトレイン信越」で、こちらは特急「しらゆき」に使われるE653系1100番台4両の列車です。
こちらは名前の通り朝に直江津から新潟を目指す快速「おはよう信越」、夜の帰宅利用者向けに直江津へ帰る快速「らくらくトレイン信越」の1往復構成となっています。
今回語りたいのはこの列車の「今後」についてです。
既知の通り、東日本では「ライナー」列車を廃止、もしくは特急に格上げして特急の料金体制の見直しを図る「スワロー料金」を導入しています。前者の例だと、総武線に運転されていた「ホームライナー千葉」、後者の例だと「中央ライナー」「青梅ライナー」の特急「はちおうじ」「おうめ」化など。
これまでの通例で行けば、おそらくスワロー料金の導入が現実的だと思うのですが、ここで問題になってくるのが料金の問題です。特急「いなほ」「しらゆき」にスワロー料金が適応された場合、「しらゆき」に関してはA特急料金だったことも考えるとかなりの値下げになりますが、北陸新幹線アクセス特急という目的を考えれば、そこまでのことを求める必要もないような気もします。
しかし、快速「らくらくトレイン」に関してはそうも行きません。
この列車に関しては全区間均一料金の320円。快速「らくらくトレイン信越」で直江津〜新潟間を乗り通しても、特急「しらゆき」で利用すると自由席で1,860円と大幅な「オトク」感がありますが、これがなくなることになります。
ライナーの特急格上げをすることで、全区間で均一料金だったライナー料金が特急と同じ運賃制度になる訳ですから、距離ごとに運賃が増えることになります。
つまりライナー利用者目線でいえば、この格上げは完全な値上げになる訳です。
それも、距離ごとに特急料金が加算されるわけですから、これまで320円で行けていた区間が、場合によっては大幅値上げで5倍、なんてことも考えられるわけです。
著しい値上げがほぼ確定になる特急格上げ、新潟にもいつかその波が来るんでしょうか。
利用者に優しいと嬉しい
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