中浦日記

企画屋になってしまった。ピンクとにいがたが好き。165/47/23

なぜか思い出すんだ

こんにちは。ブログを開いてくださりありがとうございます。

昨日の記事では3600形8両編成への惜別の念を語りましたが、それを書いているうちにどうしても思い出してしまう「もうひとつの記憶」が。

 

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2018.8.7 7A14 3516-3515+3532F+3514-3513

通勤特急上野行き @西船〜海神

 

かつては華型優等列車にも使用されてきた3500形。

全編成が4両編成ながら、2両ずつ分割して運用させられるという特殊な使い方が可能な、京成では現役最後の形式です。

4両編成に2両をくっつけた6両はよく見られますが、充当できるのは快速と普通のみ、特急や快速特急といった種別には入りません。

 

ですが、車両故障や検査の都合、予備編成が不足した場合は2+4+2というイレギュラーな形態で、8両編成を組むこともありました。もちろん、3000形や3100形の増備で過去帳入りすることとなりましたが。


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2018.10.26 14A14 3548-3547+3504F+3518-3517

特急上野行き @西船〜海神

 

4両を2両に分割した編成を、4両の前後に付けて8両を組成しますが、この前後の編成は1編成を分割するパターンは少数派で、2編成の片割れを2両ずつ連結していることの方が多かった記憶があります。


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2018.10.26 18A15 3548-3547+3504F+3518-3517

快速成田行き @船橋競馬場

 

急行灯が点灯している姿も、見られる機会が激減しました。残念です。


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2018.10.27 7A12  3548-3547+3504F+3518-3517

快速特急上野行き @関屋

 

8両編成として最後の姿、ではありませんが、快速特急の表示を掲げた最終日の写真です。

先日、成田スカイアクセス線経由の団臨で、再び8両編成が組成されることとなりましたが、こういった営業列車で見られる機会はきっともうないことだと思います。

経年劣化を考えれば、3600形の淘汰より先に3500形が淘汰されるべきですが、いかんせん現存する編成は全部更新車、なんだかんだしぶとく生き延びています。4両編成が必須となる金町線や東成田線(芝山鉄道線直通)、6両編成で運転される本線の9割の普通列車(1割程度は8両の運用あり)、千葉線千原線、と幅広く活躍の場を残しており、フレキシブルな運用が可能な3500形というのは今でも重宝しているのでしょう。ただまあ、これも近い将来置き換えになることも予想に難くないですが。

 

ちょっとした記録でしたが、今後も動向を見つつ、機会があれば京成線に赴いてみようと思います。

それでは。

 

日々って大事だ

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