中浦日記

自由、気ままに。165/50/20G

首都圏の車両動向②〜東日本の標準型、E257系と今後〜

こんにちは。ブログを開いてくださりありがとうございます。

 

昨日のブログでは、首都圏在来線の普通車の動向を、E235系の投入と、それによる車両の転配に着目してまとめてきました。

今日は特急車編。さっそくですがE257系ではなく、先に語っておきたい所を。

 

□中央線特急「あずさ」・「かいじ」・「はちおうじ」・「おうめ」・「富士回遊」

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2019.4.27 5003M E353系長モトS113編成+長モトS101編成

特急「あずさ」3号 @御茶ノ水

 

松本車両センター E351系基本5編成・増結5編成、E257系基本16編成・増結5編成→E353系基本20編成・増結11編成

(※参考・豊田車両センター 189系3編成→配置なし、幕張車両センター 配置なし→E257系500番台3編成)

 

中央線特急の全車種統一、および全車指定化を実施するため、新たに開発されたE353系が投入されました。

この時、編成組成は基本編成が9両、増結編成が3両の12両編成が組まれるようになるわけですが、E257系と比較すると1両増車、さらにグリーン車の全室化が実施されました。

E351系はそもそも退役直前は12両での運用のみとなっていたため、編成単位の増減はありません。

 

車種統一と同時に、中央線特急は体制が大幅に刷新されました。

特急「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」の3系統に加え、ライナー列車として「中央ライナー」「青梅ライナー」、そして金曜日運転の快速「富士山」、休日運転の快速「ホリデー快速富士山」と実質7系統になっています。

一番最初は、特急「スーパーあずさ」のE351系E353系で置き換え、また快速「富士山」「ホリデー快速富士山」の189系を幕張のE257系で置き換えることから着手しました。この時点で「中央ライナー」「青梅ライナー」の運用はE257系で統一された形です。

続いて、一部の特急「あずさ」「かいじ」にもE353系を投入し、松本のE257系を順次置き換え。

最終的には2019年改正で特急「スーパーあずさ」を「あずさ」に統合、「中央ライナー」「青梅ライナー」を特急「はちおうじ」「おうめ」格上げ、指定日運転の快速「富士山」「ホリデー快速富士山」を毎日運転の特急「富士回遊」として格上げし定期化、定期中央線特急全列車をE353系で置き換えたのは記憶に新しいです。

 

全車指定席となったため、これまで特急の指定席を利用していた人にとっては「安く乗車できるようになった」のですが、一方で問題点も山積みで‪……‬。

 

・「ライナー制度」の撤廃で実質値上げ

・自由席特急券が消滅で実質値上げ

特急券を持たない「飛び乗り」が可能になり、特急料金未払いが防ぎにくくなる形に

 

などなど。常磐線の特急「ひたち」「ときわ」から始まった制度ですが、今後拡大していくとなるといろいろな不安が残ります。

 

とはいえ今回はあくまでも車両面、料金体制は考えない事として。

松本所属のE257系3編成は東大宮に常駐する形で残存し、波動輸送用として動くことになり、特急「あずさ」「かいじ」の臨時列車設定時には活躍を見せる他、幕張所属のE257系500番台の3編成は豊田常駐で、こちらも波動輸送用で稼働し、臨時列車ながら特急「富士回遊」を中心に中央線特急として活躍しています。

この波動輸送用編成は今後どうなるんでしょうかね。

 

東海道線特急「踊り子」・「サフィール踊り子」

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2020.7.10 回8103M E261系宮オオRS1編成

特急「サフィール踊り子」3号送り込み @大宮

 

大宮総合車両センター 185系10両6編成、7両3編成、6両3編成、5両6編成、4両2編成、251系4編成→E257系9両13編成、5両4編成、E261系2編成(予定)

(※参考:国府津車両センター 215系4編成→動向不明、松本車両センター 配置なし→E257系3編成)

 

国鉄型特急で首都圏唯一現役の185系。かつては田町や新前橋などにも配置されていましたが、現在は大宮に集約され、定期「踊り子」および「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」、そして各地の集約臨や団臨などでの運用を残すのみとなりました。

それに加え、特急「スーパービュー踊り子」として活躍してきた251系も、よる年波には勝てず老朽化が目立つように。

そんな185系、251系の置き換えという重役に白羽の矢が立ったのが、前項中央線特急の運用をはずれたE257系、そして新たに開発されたE261系。

修善寺方面の特急「踊り子」向けには幕張の余剰となったE257系500番台を4編成、それ以外の特急「踊り子」には0番台を13編成投入することとなりますが、ここで重要になってくるのが、現時点での185系の編成数に対しE257系の編成数が圧倒的に多いこと。

これまで10両基本編成と5両付属編成の15両で運用させてきたことを考えると、修善寺編成は2編成不足、基本編成は7編成もの余剰となります。

そうなってくると、必然的に集約臨や団臨に使われてきた185系の短編成も置き換えを視野に入れてきたのだとは思いますが、そうだとすればターニングポイントになってくるのが「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」の存在です。

現状「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」に関しては185系215系の2車種で運転されていますが、これを完全にE257系で置き換えるとなると、9両編成か14両編成をメインにし、特急として格上げ、全車指定席化をすると思われます。

となれば215系も危ないのではないかと考えられますが、215系は本務がなんなのかわからない程度には迷走を進めており、春季〜秋季の臨時列車で快速「ホリデービュー快速やまなし」としてほぼ定期的な運用があったりして、この関連の動向も見えてこない現状です。

 

一方の251系は4編成、これをE261系2編成で置き換えると不足するようにも感じられますが、そもそも251系自体リゾート特急をメインにしつつも、「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」の運用があったことも考えれば、これらライナー運用を削減すれば運用数も削減可能かもしれません。ただ、2編成だと予備編成に不安を残しますし、今後1編成の新造があってもいいと思いますが。

修善寺編成も運用を削るのでしょうか、185系6編成に対してE257系は4編成、幕張の余剰が今後どこまで変化するのかによってくるでしょうが、今後さらに捻出するのは難しそうです。

 

と、今後もなにかと目が離せない首都圏特急事情となりました。

実は今回あえて房総特急を省きましたが、ここに関しては余剰編成が豊田に常駐していたり、修善寺「踊り子」向けに捻出された編成がある一方、転入や新造で幕張に投入された車両が全くないので、予備車が削減されている程度の状況しかわからず、今後の見通しが経っていない状況です。

多客期の臨時列車には松本所属で東大宮常駐のE257系9両編成も使われますが、実質的に幕張の定期運用は特に変化ないままとなっているあたり、まだまだ読めない現況となっています。

 

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2019.4.28 9046M E257系長モトM-105編成

臨時特急「新宿さざなみ」4号 @館山

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2019.4.27 8047M E257系千マリNB-16編成

臨時特急「新宿さざなみ」3号 @富浦

 

東日本の標準型特急となったE257系、松本所属の2両付属編成5本が最初の廃車となったものの、基本番台144両に500番台95両の計239両が現在も活躍中です。

既に第2の人生を歩み始め、大宮に配置された編成も出ていますが、今後ますます目が離せない形式で楽しみですね。

 

それでは。

狙ってないけど今日の記事は185回目、不思議。

 

2020港町にも武田菱

#185