仕事は最近あんまり多くないです。
時期が時期なだけに暇なのかな、わからないけど。
遊び倒したいけど、暇な時期の収入は当然下がるから、ちょっと控えたい、中浦です。
二十歳で遊ぶな?無理だろ、無理だ。そう思うね。
今日は最近の鉄道車両について喋ろうかなと思います。
2010年以降、日本で製造されている車両のほぼ全てがステンレス製かアルミ製の2択となっています。
車両メーカごとに得意不得意はあるものの、基本的に差があまり出ないようになっている事が多いです。
早速ですが、大手製造メーカをさらっと紹介していきます。
括弧内は得意としている構体です。
・日立製作所(アルミ)
・川崎重工業(両方とも)
・日本車両(両方とも)
・近畿車両(両方とも)
・新潟トランシス(ステンレス)
この他にもアルナ車両などがありますが、大手かと言われると微妙なところですので、軽くさらっと紹介できるのはこの6社になるのかな、と思います。
まずはステンレス車体を得意とするメーカと、その特徴を解説していきます。
Twitterで軽くさらっと話したこともありますが、その内容をより増やして紹介していきます。
日本で初めて国産フルステンレス構体の鉄道車両を製造した、いわゆるステンレス車体のパイオニアともいえる存在だった「東急車輛」と、その東急車輛からの技術協力の上、JR東日本が保有していた車両保全・改造の設備であった新津車両所を製造工場に転換し生まれた「新津車両製作所」の2つが合流して誕生した、日本最強のステンレス車両メーカです。
鉄道車両の製造に携わる事業所は横浜と新津にあり、東急車輛・新津車両製作所の体制をそのまま踏襲しています。
そのうち、横浜事業所にのみアルミの製造レーンが存在し、現在もJR東日本の一部特急列車を中心に製造を手掛けていますが、総合車両製作所ではそれ以外を除けば全てがステンレス車両です。
2020.2.16 9336M E353系 長モトS117編成
特急「おうめ」91号 @市川〜船橋
中央特急向けE353系の全編成と、常盤特急向けE657系の一部編成は総車横浜で製造されました。
どちらもアルミ製です。
東急東横線に投入された5050系のうち、たった1両だけsustina(サスティナ)と呼ばれる次世代プラットフォームが採用され、その後初の量産モデルとなったのが、山手線向けに投入されたE235系。sustina S24シリーズを名乗っています。
sustinaはもともと「SUS鋼」と「sustainable(持続可能な)」を融合した造語であり、総合車両製作所のブランド名として採用されたものでしたが、今は車体の仕様をsustinaのシリーズで括っているケースが多いです。
2019.3.13 843G E235系 東トウ33編成
品川・渋谷方面(外回り) @有楽町
2019.8.31 3705 12000系 12102×10
現在は見られない、特急湘南台行き @西谷
2019.6.9 1116T 5500形 5506F
2019.11.10 033-092 2020系 2122F
各駅停車中央林間行き @中央林間
総合車両製作所自体、東急系列の東急車輛、JR東日本系列の新津車両製作所がルーツということもあり、発足以来JR東日本の大半の車両と東急の全車両を担当してきていますが、近年ではほかの私鉄の新型車両の製造にも携わっており、関東ではかなりの広範囲で見ることが可能です。
製造プラットフォームは車両の規格ごとに違うため、sustina S24シリーズやsustina S13シリーズ、といった形で展開されています。
2019.8.16 5581D HB-E210系 仙ココC-1編成+HB-E210系 仙ココC-2編成
sustina HYBRIDと呼ばれる、次世代型ハイブリッドディーゼルカーも製造を担当しています。
うわ予想以上に長くなっちゃったよ…こんなはずじゃなかったんだが。
1社に2000文字近くかけるとやばいので……
続きは次回以降にしましょうかね。1社か2社ずつ……
細かくブツ切りにして回避したい
#10