中浦日記

企画屋になってしまった。ピンクとにいがたが好き。165/47/23

東武アーバンパークライン

今、東武鉄道でアツい路線、東武アーバンパークライン

埼玉県の大宮から春日部、野田市、柏を経由し、船橋へと至る路線です。

 

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2019.3.31 288A 61617F

各駅停車柏行き @馬込沢

 

長年冷遇され続けてきた路線ながら、2013年に待望の新型車両60000系が直接投入され、これまで本線(東武スカイツリーラインなど)からの中古車で賑わっていた野田線としては初めての新車が運行開始。春日部支所などから転入してきた10030型・10050型と一緒にフューチャーブルーとブライトグリーンの2色の出で立ちで新たな彩りを添えました。

そして2014年より、「東武アーバンパークライン」という愛称が採用され、2016年には大宮〜春日部間で急行運転を開始(運行形態上は春日部〜柏間も含まれるが各駅に停車するため割愛とした)、2017年には500系「リバティ」による特急「アーバンパークライナー」を平日のみ新設、2019年には柏〜船橋間で複線化完了、そして今年には特急「アーバンパークライナー」の運行本数が増え、同時に柏まで延長、さらに運河〜船橋間でも急行運転を開始など、2010年代以降になってからテコ入れが本格的になされ続けています。

 

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2019.3.31 281A 11632F

各駅停車船橋行き @馬込沢

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2019.3.31 290A 11632F

各駅停車柏行き @馬込沢

 

注目すべきは急行運転区間の拡大でしょうか。

2016年には大宮〜春日部間、2020年に運河〜船橋間で開始となり、単線区間がまだ残るため全線通しての速達運転は難しいものの、運行形態上大宮から船橋までの急行運転ができるようになっています。

2020年改正前にも船橋発着の急行はありましたが、春日部〜船橋間は当然各駅停車。現在も春日部〜運河間では各駅に停車しますが、それでもちゃんとしたテコ入れがなされたことに感動です。

 

大宮から船橋までの通し運転はこれまであまり本数は多くなく、柏駅でのスイッチバックが必須となる関係から柏発着主体のダイヤとなってきました。2020年改正で急行運転が開始された関係で、朝からデータイムを中心に、ようやく1時間2本が通しで運転されるようになりました。

また急行運転を開始した関係で、その分の各駅停車を補填する形で2016年に大宮〜春日部間、2020年には運河〜柏間の各駅停車も運行が始まっています。

 

なにかと行先も豊富です。

大宮、岩槻、春日部、七光台、運河、柏、高柳、船橋と結構多くの駅から始発着の列車があります。配線改良や立体化工事の進捗の都合で消滅していますが、かつてはさらに清水公園野田市、六実を発着する列車もありました。

 

利用しやすくなった東武アーバンパークライン、大宮までの選択肢としては武蔵野線がある身としては選びにくかったですが、ちょっと利用してみたくなったり‪……‬?

 

いい線いってる

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