心機一転、というと「なにかあったの?」と言われそうですが、特に理由がなくても、一区切りというか、ちょっとしたリセットはしてもいいんだと思います。何が言いたいのかというと、転機なんて自分の気分次第で簡単に作れるということです。
今日も昨日に引き続き、新潟の115系の話題を。
昨日までで4編成が終わったので、いよいよ後半戦です。
残り3編成ですが、そのすべての最終出場が2017年と3年前になっているので、おそらく次の検査を通るか通らないかがカギになってくると思います。とはいえ、2021年時点でわざわざ検査を通す必要もないんじゃないかなあと。快速「くびき野」の流れを汲む新井快速がなくなるタイミングで、115系の運用は完全に不要になるはずなので。新井快速の存続が命綱かもしれません。
□N-37編成(2017.9.22大宮総出場)
2018.12.31 170M 115系新ニイN-37編成
普通吉田行き @新潟
ほとんどN-34編成と同じような経歴で新潟へやってきた編成です。車番に関しても両先頭車が1006の当編成に対し、N-34編成は1008とかなり製造時期も近いグループで、どちらもリニューアル工事を受けて長野で活躍してきた、兄弟のような存在です。
N-34編成が2001年のリニューアル施工編成であるのに対し、こちらは2000年中に施工された編成。とはいえわずか半年程度の差ですが、そんな境遇が似た2編成が新潟で最後の活躍をしているというのは、なにかしら感じられるものがありますね。
この編成は新潟に転入する際、N-36編成と併結し、同時に転属という形をとった編成です。2014年5月の転入後、3ヶ月間は長野色で運用、2014年8月以降はリニューアル施工編成らしく三次新潟色に塗色を変えて運用に。
そして2017年、大宮総出場と同時に現在の塗装である一次新潟色で出場。115系大国となった新潟で初めて生まれた地域色で、キハ40系にも採用された「青髭」と呼ばれる塗色です。
2018年の年末には弥彦線の終夜臨として「弥彦二年参り号」として使用されました。
本来は当時唯一弥彦線の復刻塗装だったN-36編成が充当する予定でしたが、不調で長期の離脱をしていましたね。
2018.12.31 回9283M 115系新ニイN-37編成
「弥彦二年参り号」間合い回送 @弥彦
初代弥彦色(現在のN-33編成の塗装)が登場するまでの間、弥彦線専属の編成に関してもこの塗装だったので、解釈違いではないのかなあと。
青髭とよばれるこの塗装も、キハ40系が次々と撤退している今の新潟ではほぼ全滅に近い状態であり、N-37編成に加え、わずかに代走という形で残存している只見線小出口の運用のみ。
その上、リニューアルを受けているとはいえ115系の中では比較的車齢を重ねてきた編成です。この塗装が新潟で見られなくなる日は近いのかもしれませんね。
後悔ないよう、いっぱい記録したいですね。
2019.1.1 回9224M 115系新ニイN-37編成
「弥彦二年参り号」返却回送 @燕三条
青い流れ星
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